当記事は、ディズニーの名作「リメンバー・ミー」とは無関係です。あしからず。
昨日、やっとこさ日本への荷物を送りました。ヤマトの国際宅急便です。
持ってきた服やクリスマス飾り、ベイビーシャークの着ぐるみなんかを適当な値段をつけて送りました。手続き大変でした…お金も高い。2万くらい飛びました。
本題、リメンバーミー兄さんの話です。
約7ヶ月の滞在の割に知人ができました。
出会い
9月からストロングスタートに通い始めた我々の交通手段はバスである。
娘を向かい合わせの抱っこでバスに乗っていると、娘が一点を見つめ硬直していたのだった。
振り返るとちょっとコワモテのロン毛のお兄さんが変顔で娘をあやしていた。
「彼女はシャイなの?」「そうです」と英語でやり取り。その後も変顔で攻める。笑わない娘。
娘に英語で質問し始めるが当然受け答えはできない。
日本から来たことや英語を勉強中であることを伝え、降りる駅が近づいたのでボタンを押すと「Me too!!」
なんたる偶然。おそらく職場が近いらしい。
再会
次に再会したのは11月ごろ。
バスで何となく座った隣が彼だったらしい。
肩をトントンと叩かれて、
「Remember me !!」
娘にそう言って、目を見開く変顔で私も思い出した!あの時のロン毛の!
それから時々バスで出会うと「リメンバーミー!」と話しかけてくれるようになった。
おそらく40代ぐらい、おじさんと呼ぶ雰囲気ではない。お兄さんと呼ぶにはワイルドなのでリメンバーミー兄さんと心の中で呼ぶことにした。
何をしている人なのかは分からない。
バスの中で席が近くなったり、降りる時に気がついて数秒話す程度だ。
知り合いが多いのか、職場仲間なのかよくバスの中でいろんな人に挨拶をしている。
お仲間の中には普通の睡眠とはちょっと違う感じで朦朧としてる人もいて、彼が何者なのかちょっと気になっている。
ある時、ストロングスタート帰りでバスを待っていると、リメンバーミー兄さんはランチを買いに出かけるらしく、話しかけてくれた。完全に覚えられてるじゃん。
娘も慣れてきたのかワンピースを自慢したり、手を振ったり、ハイタッチをするようになった。
リメンバーミー兄さんはいつも会える訳ではない。トトロみたいな存在である。
彼は私達が乗るバス停より前のバス停でバスに乗るらしい。
バス停で待っていると私達が乗らない路線のバスに乗っているのがたまたま見えた。そのバスでも職場に行けるのかもしれない。
私達も娘の支度などでバスに乗る時間はまちまち。
奇跡みたいなタイミングじゃないと会えないのである。
帰国前に挨拶できたらいいなと思っていたら、無事会うことができた。朝の忙しい時間に聞いてくれてありがとう。
グッドラックと言ってくれた。
そして、また名前を聞き忘れた。
リメンバミー兄さんお仕事頑張れ!