1年間バンク―バーで親子駐在生活!

えっ?私が海外生活!?

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【比較資料有り】駐在中の保険を選ぶ

この記事は2022.8.5にリライトしています。

駐在中の保険どうする?という問題が駐在生活を考えるうえで出てくると思います。
期間が1年であり、夫の所属は日本にあるためカナダでの社会保険はありません。また、費用は自費です。
そうなると、海外旅行保険は高いし、公的保険に入るとしてそれで足りるのかとか不安はつきません…。

私が調べた範囲で我が家では「クレカ保険で90日乗り切って、公的保険につなげる」、「カナダの会社の保険に入る」、「日本にいるうちに日本の海外旅行保険に入る」の3つ選択肢がでてきました。
比較表を作成したのでご覧ください。(2022.8.5更新)


バンクーバーの公的保険とは

バンクーバーのあるBC州にはMSPという保険があります。
長期ビザの人も申請すれば待期期間3か月でこの保険に入ることができます。
そうすると、歯科、薬代以外の治療費が無料になります。
BIISという保険屋さんの情報では渡航した月を含む3か月なので、我が家は早くて11月1日より保険を受けることができます。

ただ、それより前に発生した疾患の継続治療が必要な場合は自らの保険で賄わないといけないと思われます。
また私の友人がカナダで留学後に癌が見つかり、治療の際は調査員の聞き取りが何回もあったと聞いています。高額な治療を受けるときはビザで来た人は治療目的じゃないか疑われてしまうこともあるようです。
日本でも外国人の治療費未払いが問題となっていますし、向こうの人からしたら自分たちの税金で…という気持ちも分からなくもないです。

薬に関しても現地の人は働いている会社の社会保険で、薬や歯科代をカバーできるところもあるようです。
(ネットで見ると塗り薬が日本円で5000円とか…)

また、この保険はBC州のみの適応のため、よその州へ出かけたりした時のケガや病気は無保険になります。

BIIS とは?

格安の医療保険です。日額2ドルとかで保険に加入できます。カナダに本社があり、カナダからの入会も可能です。
当初はクレジットカードの保険が90日なので、渡航して90日後~MSP利用できるまでに無保険の期間がないようにするために考えていました。
しかし、クレカ保険中になった病気なり継続で治療が必要になった場合に関しては、入会前の疾患になるので保険対象外となると書いてありました。(そう考えると渡航日から入る必要がある)


また、この保険が安いのはよその保険が1回の疾患の治療ごとに保険が下りるのに対し、BIISは全期間を通して払い込んだ保険料を上限として支払われることや、滞在中の物損などの保険がないからです。

日本の海外旅行保険に決めた訳

生活動産や個人賠償による保証が欲しい
1年間滞在して生活するとなると、思わぬトラブルは起きるのではないかと思い始めました。
(例えば、洗濯機の水が漏れて下の階から賠償、娘が物件の一部を壊してしまったなど)

医療翻訳が欲しい
調べたところ、日本語対応の病院はあるらしいのですが当然ながら全員が日本語ができるわけではないそうです。
そうなると医療翻訳さんを呼ばないといけないのですが、2時間から雇えて、1時間数万円かかるそうです。(お高い…。)
果たして自分の体調不良時にちゃんと英会話できるのか、理解できるのか、娘が具合悪いときに私の英語がいまいちで治療が遅れるのも怖い…。
これが、日本の海外旅行保険に入っていると日本語対応の病院を探したり、翻訳も無料なので安心といえます。また、キャッシュレスで受診できるので多額のカナダドルを持たなくていい、保険請求をしなくていいのも便利です。

検討した日本の保険

・たびほ
日本からは入れる日本の保険です。
夫の職場の人が同じ留学に行くときに使っている人が多いので見積もりをしました。
家族プランがなく、個々で加入し保証を付けるタイプでした。つける保険(弁護士費用、携行品の保険など)の有無や値段が変えられてカスタマイズできます。ただ、娘に不要なものを外しても娘の年齢の保険が35万を超えました。家族で70万くらいかかる見込みでした。
単身で行く方にはリーズナブルでいいんじゃないかと思います。

AIG保険
我が家が加入したのはAIG保険です。家族プランが組めるので、飛行機トラブルの時の保障は1家族いくらの計算になりますが、その分費用が抑えられました。(3人で58万です)
また、インターネットでの加入が可能なことが決め手でした。
多くの保険会社が郵便や予約して窓口での案内で、コロナもあるし、暑いし外出は避けたかったんです。
もしかしたら、お得なプランもあったかもしれないけれど。

私が欲しいと思った、医療翻訳サービス、24時間対応、日常生活に関する保障、キャッシュレス対応がちゃんとついています。
また、Trans Medさんと提携しており、保険会社への請求手続きの代行サービス等も行えそうです。

お値段は安くはありませんが、不安なまま11か月過ごすよりはいいかなと思っています。
これを使う機会がないことを願っていますが、治療費や薬代が心配で病院にかかれない、手遅れになる、よりは絶対いいはず。

実際つかってみることがあったら、レポートしたいと思います。